【書評】大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる
こんにちは。ごーいわです。
今年のNBAが幕を閉じ、読書を再開して3週間、現時点では全く小説を読む気がおきない…。
読書を1ヶ月封印していたこととは無関係で、理由は明白である。
ここ最近、アニメを並行して3作、自身初の試みとなる海外ドラマを1作、さらに2日に1作ペースで映画を見ているため本にストーリー性を全く求めていないのだ。
こんだけ毎日色んなストーリーを見せられてるのだからせめて活字くらいストーリーのないものであってくれ!
そんな私の心の叫びが聞こえてくるようだ。
しかし新書で買った積読本は圧倒的に小説が多い。
このままだとかなりの額のお金を無駄にしていることになる。
これだけ経済やお金の本を読んでいるのにお金を無駄にしているなんて!そんな事は耐えられません!頼む、俺の小説熱よ、帰ってきてくれ。
…アニメかドラマ見んのやめろよボケがって話なんですけどね。
とゆーことで、今回も経済に関する本。
今回ご紹介するのはこの1冊、
「大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる」だ。
冒頭に、この世の誰もが興味ないと思われる私の下らない自分事話を書いたのには理由がある。
この「大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる」は私にとって大変ありがたい本であった。そしてそれは私だけではないはずだ。
大学で経済学の基礎を学ばず、社会に出てから雑誌や新聞で経済に興味を持ち、その後読み物としては読むようになりなんとなくの知識は蓄積されたものの、学問としての経済学の基礎知識は備わっていないまま。という恐らく相当数いるであろう社会人にとって、まるで聖典のような本だ。
この本に対する個人的評価は大変高いのだが、要は教科書みたいなもんなので、書評としては書くことがないのである。
だから私のくだらん自分語りで文字数を稼いでみた。
タイトルに偽りなし!
普段ニュースや新聞、雑誌でよく目にする経済用語や状況について大変分かりやすく、簡潔にまとめてくれている1冊だ。
書評としては以上終了である。
著者の考察もなければ解釈もない。心情が描かれているわけでもない。
書評を書くというのには無理である。
じゃーそんな本ピックアップすんなということになってしまうのであるが、それでもこの本を選んだのには理由がある。
それはただただこの本が個人的にオススメである。ということだ。
会社で働くようになって、経済に参加している実感が湧くようになりようやく経済に興味を持つようになる人は多いだろう。
無論私もその1人。
しかし、学問として自己学習をするには敷居が高く時間と労力をかける気が起きない。
でももっと詳しく知りたい。
そんなジレンマを解消してくれる、素晴らしい本だ。
これからニュースを見た時や経済紙誌を読んだ時、居酒屋で生半可な経済議論に発展した時、この本を読んでいるのといないのとでは受け取り方も自身の発言の深みも変わってくるに違いない。
読み終えたあと、小さいながらに自分が1つ進化したとはっきり自覚出来た数少ない本だった。
ある意味ではこういった教科書のような本こそ真に自己啓発本と言えるのではなかろうか?
早く偉そうに知ったかぶって経済を語りたい!
そう思った瞬間、自分の人間としての根本的な小ささは何も変わらないということを痛感した。
よし、次は自分の器を根本的に大きくしてくれる本を探してみようかしら。
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※次回更新は7月26日(金)予定※